Rendang Jengkol / ジェンコル豆のココナッツミルク煮(パダン料理)
また謎の食材を見つけました!
栗のようです
これは何?と聞くと、おじさんは「う〜ん、これは慣れてないと料理するのは難しいねぇ」
この茶色いからに包まれているのは「ジェンコル」という豆だそうです。
そういえば、スマトラ島のパダン料理などで見たことがあります。
先日の「プテ」より大きく、やはり臭い豆です。
料理法が全く分からないから無理かな、と思っていたところに
救世主のように現れたのが、ちょうど買い物に来ていたパダン出身のおばちゃん。
さて、そのパダンのおばちゃんに「レンダン・ジェンコル」の作り方を教ったので
作ってみました。
ちなみにジェンコルはジャカルタやバンドゥンで、特によく使われる素材だそうですが
レンダン(ルンダン)はスマトラ島パダンの代表的な料理ですので
「レンダン・ジェンコル」はパダン料理ですね。
<材料>
ジェンコル ・・500g
ココナッツミルク ・・ 500ml
サラムの葉(ベイリーフで代用可)・・ 3 枚
こぶみかんの葉 ・・ 3 枚
しょうが (潰す)・・ 2cm
レモングラス(潰す)・・ 2 本
塩、こしょう、砂糖 ・・ 少々
コンソメキューブ ・・ 1 個
水 ・・ 250ml
レモングラスの左がわが「こぶみかんの葉(ダウン・ジュルッ)」で
右側が「サラムの葉」です。
調味料(すべて石臼かフードプロセッサーでペースト状にする)
にんにく ・・ 6片
赤玉ねぎ(小)・・ 8個
小赤唐辛子(赤わけぎ) ・・ 5本(お好みの辛さで)
キャンドルナッツ(カシューナッツやくるみで代用可)・・ 4個
生ターメリック ・・ 2cm
<作り方>
1、ジェンコルをたっぷりのお湯で皮ごと30〜40分ほど茹でる。
だんだん皮が自然にむけてきます。
2、お湯からあげて洗いながら皮から出し、叩いて味がしみ込みやすくする。
これは ↓ 叩く前のジェンコルです。
肉叩きで肉を叩くときの様に、かなり強い力で叩くと平べったくなります。
3、中華なべに油を熱し、ペースト状にした調味料を中火で炒める。
4、サラムの葉、しょうが、レモングラスを加えて、香りが出るまで炒める。
5、ジェンコルを入れて少し炒めてから、水を入れて20分ほど中火で煮込む。
6、なべの中身をかき混ぜながら、ココナッツミルクを少しずつ加える。
7、塩、こしょう、砂糖、コンソメキューブを入れてから、ココナッツミルクが
とろっとするまで煮込んで出来上がり!
小赤玉ねぎのスライスを油で揚げたものをかけていただきます。
味はホクホクとしていて、おいもの様です。
プテほど強烈な臭みはなくて食べやすいな、と思ったのですが
食べるときに臭いというよりも、後で汗など身体の内面から臭くなるそうです・・・。
プテよりもたちが悪いですね。
でもとても美味しかったので、外出する予定のない日だけ食べることにします。
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- 2014.04.17 Thursday
- インドネシア料理レシピ
- 13:31
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- by DUNIA (ドゥニア)